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はやしのみかん(有田みかん)2kg ※本州送料無料
¥2,800
SOLD OUT
\「3キロだと食べきれないかも……」という声にお応えして!/ 早生みかん2キロ(家庭用 サイズ不揃い) 約20個の少量サイズなので、安心です。 みかんの産地 和歌山・有田より、生産者直送! 皮がうすくて、甘味と酸味のバランスが 絶好な美味しい早生みかんをお届けします。 農薬は最低限度の散布(防腐剤不使用) 有機肥料を使用しています。 ★生産者直送はなぜおいしいの?★ みかんはとてもデリケートで、選果機を通ったり何人もの人の手に触れたりすると 風味が落ちてしまうことも…… はやしのみかんでは、選果・出荷といった作業も 生産者が丁寧に手作業で行っています。 また、どこよりも新鮮な状態でお届けするため ご注文を受けてから収穫しています! 「冬といえば有田みかん」 ぜひご賞味ください。 ※11月下旬より順次発送 収穫を終え次第、終売となります ※着日指定承ります。ご希望の日時があれば備考欄にご記入ください。 (ご注文いただいてから収穫・箱詰めをするため、 出荷までに3~5営業日いただいております。) ご記入がない場合は最短出荷日にて手配いたします。何卒ご了承くださいませ。 ※2キロ用の有田みかん箱がないため、無地の段ボール箱でのお届けです。
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句集 ちきまり
¥1,100
俳句歴30年の前田紀代子さんの句に、 娘で写真家のこうのさちこさんによる 和歌山県内の風景作品を添えた句集。 B6サイズ、オールカラー102ページ。税込価格¥1100
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和歌山のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話
¥1,980
シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く和歌山の大地」「和歌山を駆ける充実の交通網」「和歌山の歴史を深読み!」「和歌山で育まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、40近くの小テーマから、和歌山県の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な和歌山の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。 (昭文社HPより) 昭文社 旅行ガイドブック 編集部 編集 発売日:2021年12月17日 ISBN:9784398148452 判型:B5変型判 ページ数:112
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田園の憂鬱
¥660
佐藤春夫(1892-1964)が青春の危機、倦怠、歓喜を描いた浪漫文学の代表作。改版(解説=河野龍也) 【この本の内容】 生きる意味を見出せない青年は、田園の隠者となり、ひたすら自然の喚起する生命力を凝視する。倦怠と情熱、青春の危機、歓喜を官能的なまでに描いた浪漫文学の金字塔『田園の憂鬱』。佐藤春夫(1892-1964)が一躍脚光を浴びたデビュー作にして、文豪の代表作。大正文学の到来を告げた近代文学屈指の名作(解説=河野龍也) 【目次】 田園の憂鬱 改作田園の憂鬱の後に 追憶の「田園」 岩波文庫版あとがき〔旧版〕 病める薔薇 序……谷崎潤一郎 注 解……河野龍也 解 説……河野龍也 (岩波書店HPより) 佐藤 春夫 作 発売日:2022年09月 ISBN:9784003107195 判型:文庫版 製本:並製 ページ数:214頁
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中上健次短篇集
¥1,001
中上健次(1946-1992)は、暴力と性の奔流――憤怒と哀しみを、人間を賛歌する文学に昇華していく。短篇10篇を精選。 この本の内容 戦後生まれの代表的な作家となった中上健次(1946-1992)は、郷里・熊野と土地に根差した一族への痛切なこだわりを終生いだき続けた。圧倒的なまでの暴力と性の奔流――中上の憤怒と哀しみは、やがて人間への優しさに昇華されていく。初期の代表作「十九歳の地図」や、「楽土」「ラプラタ綺譚」等、雄勁と繊細の織りなす短篇10篇を精選。 目次 隆男と美津子 十九歳の地図 眠りの日々 修験 穢土 蛇淫 楽土 ラプラタ綺譚 かげろう 重力の都 注解 解説「路地」への憎愛(道籏泰三) 中上健次略年譜 (岩波書店HPより) 中上 健次 作 , 道籏 泰三 編 発売日:2023年06月 ISBN:9784003123010 判型:文庫 ページ数:324頁
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【特別カバー】現代民俗学入門
¥1,980
SNSで大反響!『現代民俗学入門』に【特別カバー】が登場! 内容紹介 身近な現象から、民俗学の面白さに迫る! なぜトイレにはスリッパがあるの? 火葬場で箸わたしをするのはどうして? そのヒントは、民俗学にありました。民俗学の知識を使って、ネット上の美談からLGBTQIA+まで、現在の世の中の各所に潜むいろいろな疑問や話題を取り上げ、豊富な図解とともにわかりやすく解説します。民俗学は現代社会でも使える、生きた学問だった! 目次 民俗学への招待 執筆者一覧 【1章 日常のなぜ】 地鎮祭は何のためにするのか? 玄関の段差とトイレのスリッパ なぜ敷居を踏んではいけないのか? 掃除をしないとどうなるか? 風水、気にすべきか? 我が家の伝統 どこまでがシンセキなのか? 先祖の話 犬小屋の歴史・ネコの社会 なぜ一緒に食べるのか? どうして「いただきます」というのか おかわりするときにご飯粒を残すのはなぜか 職場方言 一本締めと三本締め ハンコとサイン 商売人だけが知っている 社員旅行と忘年会 お土産にやどる聖なる力 買い物は「替えごと」 市場とママチャリ 月賦販売と生命保険 福引きと福袋 化粧と仮面 イレズミはタブーなのか? アクセサリーの来歴 コラム01 柳田國男と折口信夫 【2章 四季のなぜ】 そもそも春はいつからか? 大晦日に「おせち」を食べてもいいのか? お年玉、ルーツは神からもらう「魂」だった 初夢は、どうして「二日」に見るのか? お雑煮はいつまで食べるものなのか? 土用に「うなぎ」を食べるのはなぜか どうして祇園祭の「ちまき」は食べられないのか お中元、お歳暮は何のために贈るのか? アート化するお盆の精霊馬 お月見どろぼうはハロウィンか? 神様たちはどうして出雲へ行くのか 運動会の綱引きはどこから来たのか なぜ「勤労感謝」は十一月なのか? どうして冬至に柚子湯に入るのか? クリスマス・イブは「前夜祭」なのか コラム02 フィールドワークはどのようにするのか 【3章 人生のなぜ】 産湯と若水 胞衣の行方 名付けの方法 人はいつ「年をとる」のか? 「とおりゃんせ」はなぜ「七つのお祝い」なのか? 成人式はなぜ荒れるのか? 通過儀礼としてのシューカツ ラップと歌垣 結納はなんのためにするのか? 結婚式はポトラッチなのか? LGBTQIA+の民俗学 なぜ還暦には赤いものを着けるのか? 隠居とは何か? 「古老」はほんとうに「物知り」なのか 介護民俗学の登場 お葬式 火葬場で「箸渡し」をするのはなぜか? 遺骨のゆくえ コラム03 日本の民俗学――ブックガイド 【4章 都市伝説のなぜ】 なぜ都市伝説は語られるのか? タクシーに出る幽霊 口裂け女のいた時代 ネット怪談とネット美談 「実話」とネットロア 地名と伝説の深い関係 神社の由緒の読み取り方 昔話は何種類くらいあるのか? ミームは現代の「民間伝承」 民俗学を知るための基礎用語 著者紹介 [編]島村 恭則(シマムラ タカノリ) 関西学院大学社会学部長、教授。世界民俗学研究センター長。博士(文学)。専門は、現代民俗学、民俗学理論。1967年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。著書に『みんなの民俗学』(平凡社)、『民俗学を生きる』(晃洋書房)、『〈生きる方法〉の民俗誌』(関西学院大学出版会)、『日本より怖い韓国の怪談』(河出書房新社)などがある。 ※著者紹介は書籍刊行時のものです。 (創元社HPより) 島村 恭則 編 発売日:2024年03月 ISBN:9784422230450 判型:A5判 製本:並製 ページ数:152頁
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世界 2024年1月号~12月号セット
¥11,495
岩波 世界の12冊セットです。 2024年の振り返りにいかがでしょうか。
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エスノグラフィ入門
¥1,056
『タイミングの社会学』(紀伊國屋じんぶん大賞2024第2位)の著者による、待望の入門書。 「場面を描く、生活を書く」『タイミングの社会学』(紀伊國屋じんぶん大賞2024第2位)の著者、最新刊。エスノグラフィの息遣いを体感する入門書。 内容紹介 生活を書く、それがエスノグラフィの特徴です。そして、もっとも良質なエスノグラフィの成果は、 苦しみとともに生きる人びとが直面している世界を表し出すところに宿るものです。もともと人類学で発展したこの手法は、シカゴ学派を拠点に、 社会学の分野でも広がっていきました。本書では、5つのキーワードに沿って、そのおもしろさを解説していきます。予備知識はいりません。ぜひ、その魅力を体感してください。 【担当編集のおすすめポイント】 ・実例に裏打ちされた思考のプロセスが「話し書き」されたものを読むことで、エスノグラフィとは何かを体感することができます。 ・INAさんによる20点の挿画が、イメージを広げるためのジャンプ台となってくれます。 ・調査の仕方から本の読み方、コラムにある卒論紹介まで、具体的で、かゆいところに手が届いています。 ・豊富な読書案内が、次に読むべき本を教えてくれます。 ・小説、日記、エッセイなど、ものを書くこと一般に関心があるひとにも応用できる内容です。 目次 はじめに エスノグラフィとは/本書の著者について/エスノグラフィの核心/本書のスタイル/あるひとつの入門書 第1章 エスノグラフィを体感する 通夜と賭けトランプ/センス・オブ・ワンダー/海の少年/場面と主題/二重写しに見る/フィールド調査の十戒/フィールドの人びととの関係のあり方/調査の進め方/社会学的に観察する/フィールド調査のねらい/本章のまとめ コラム1 サイクリストの独自世界 第2章 フィールドに学ぶ 経験科学/フィールド科学/雪かきの現場から/モノグラフ/可量と不可量/不可量を書く/ボクサーの減量の事例/人びとの経験に迫る/身体でわかる/フィールドへのエントリー/漁民から見る/人びとの対峙する世界/本章のまとめ コラム2 ペットによる社会的影響とその効果 第3章 生活を書く シカゴ学派/生活を見る眼/アフリカの毒/同時代の人びとへ/地続きの人類学/生活実践へ/日常生活批判/差別の日常/「いま―ここ」の注視/「人びとの方法」への着目/遠近法的アプローチ/まひるのほし/本章のまとめ コラム3 遊びとしての公的空間での眠り 第4章 時間に参与する 生活論/生活を読み取る/生活環境主義/「森林保護」による生活破壊/時間へ/ボクサーの「典型的な一日」/時間的単位を知る/周期性とリズム/時間をめぐる困難/生が「生活」になるとき/共に活動すること/私の失敗談/本章のまとめ コラム4 手話サークルから見るろうコミュニティとコロナウイルス 第5章 対比的に読む 図書館の歩き方/探索することの魅力/「赤青」の色鉛筆/読みの体感/エスノグラフィを読む/裏舞台だけを読まない/着眼点の移植/対比的に発見する/データをつくる/本章のまとめ コラム5 リスクから見るサブカルチャー 第6章 事例を通して説明する フィリピンとの出会い/繰り返し通うこと/対比という方法/事例を通した説明/論理の解明へ/羅生門的手法/客観性から客観化へ/ミクロ・マクロ問題/バンコクのバイクタクシー/エスノグラフィとルポルタージュ/本章のまとめ コラム6 部活動におけるケガの社会学 おわりに――次の一歩へ 学ぶこと/受苦を生きる/楽しみと苦しみ あとがき――読書案内をかねて 参考文献 索引 著者プロフィール 石岡丈昇 ( いしおか・とものり ) 石岡 丈昇(いしおか・とものり):1977年、岡山市生まれ。専門は社会学/身体文化論。日本大学文理学部社会学科教授。フィリピン・マニラを主な事例地として、社会学/身体文化論の研究をおこなう。著作に『タイミングの社会学──ディテールを書くエスノグラフィー』(青土社、2023年、紀伊國屋じんぶん大賞2024第2位)、『ローカルボクサーと貧困世界──マニラのボクシングジムにみる身体文化』(世界思想社、2012年、第12回日本社会学会奨励賞。2024年に増補新版)、共著に『質的社会調査の方法──他者の合理性の理解社会学』(岸政彦・丸山里美との共著、有斐閣、2016年)など。 (筑摩書房HPより) 石岡丈昇 著 発売日:2024年09月 ISBN:9784480076465 判型:新書判 ページ数:304頁
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哲学史入門Ⅰ
¥1,100
商品紹介 第一人者が「核心」と「面白さ」を論じ尽くす! 日本における哲学の泰斗が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第1巻は、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の古代ギリシアからルネサンスまで。哲学という営みはいかに誕生し、受け継がれていったか。主要哲学者の思想をもとに、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせる。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで――、「聞き書き」によって哲学史の「核心」と「面白さ」に迫る。ありそうでなかった決定版の入門シリーズが誕生! 著者情報 千葉 雅也 著 1978年生。専門は哲学および表象文化論。著書『勉強の哲学』(文藝春秋)、『現代思想入門』(講談社現代新書)、小説作品に『デッドライン』(新潮文庫)など。 納富 信留 著 1965年生。東京大学教授。専門は西洋古代哲学。著書『プラトンとの哲学』(岩波新書)、『ギリシア哲学史』(筑摩書房)など。 山内 志朗 著 1957年生。慶應義塾大学名誉教授。専門は中世哲学、スコラ哲学など。著書『普遍論争』(平凡社)、『天使の記号学』(岩波書店)、『中世哲学入門』(ちくま新書)など。 伊藤 博明 著 1955年生。専修大学教授。専門はルネサンス思想史、芸術論。著書『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫)、『綺想の表象学』(ありな書房)など。 斎藤 哲也 編 1971年生。編集者・ライター。東京大学文学部哲学科卒業。著書『試験に出る哲学』(NHK出版新書)、監修に『哲学用語図鑑』(プレジデント社)など。 (NHK出版HPより) [著] 千葉 雅也 [著] 納富 信留 [著] 山内 志朗 [著] 伊藤 博明 [編] 斎藤 哲也 発売日:2024年04月 ISBN:9784140887189 判型:新書判 ページ数:272頁
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哲学史入門Ⅱ
¥1,155
商品紹介 哲学者たちは何と向き合ってきたか? 日本における哲学の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 今回は、デカルトからドイツ観念論までの近代哲学。時代のうねりのなかで、人間の知性の働きを突き詰めた哲学者たちの思索に迫る。決定版の入門シリーズ第2弾! 著者情報 上野 修 著 大阪大学名誉教授。1951年生。専門はスピノザ、デカルトなどの西洋近世哲学、哲学史。著書『スピノザの世界』(講談社現代新書)、『哲学者たちのワンダーランド』(講談社)など。 戸田 剛文 著 京都大学大学院教授。1973年生。専門は知覚理論、認識論、ジョージ・バークリ。著書『バークリ』(法政大学出版局)、『世界について』(岩波ジュニア新書)など。 御子柴 善之 著 早稲田大学大学院教授。1961年生。専門はカントを中心とする西洋近現代哲学、倫理学。著書『自分で考える勇気』(岩波ジュニア新書)、『カント哲学の核心』(NHKブックス)など。 大河内 泰樹 著 1973年生。京都大学大学院教授。専門はヘーゲルを中心とするドイツ観念、批判理論、ネオ・プラグマティズムなど。著書『ヘーゲル講義録入門』(共著、法政大学出版局)など。 山本 貴光 著 1971年生。文筆家・ゲーム作家。著書『文体の科学』(新潮社)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文学のエコロジー』(講談社)など。 吉川 浩満 著 1972年生。文筆家・編集者。著書『理不尽な進化』『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(ちくま文庫)、『哲学の門前』(紀伊國屋書店)など。 斎藤 哲也 編 1971年生。編集者・ライター。東京大学文学部哲学科卒業。著書『試験に出る哲学』シリーズ(NHK出版新書)、監修に『哲学用語図鑑』(プレジデント社)など。 (NHK出版HPより) [著] 上野 修 [著] 戸田 剛文 [著] 御子柴 善之 [著] 大河内 泰樹 [著] 山本 貴光 [著] 吉川 浩満 [編] 斎藤 哲也 発売日:2024年05月 ISBN:9784140887196 判型:新書判 ページ数:288頁
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哲学史入門Ⅲ
¥1,155
商品紹介 近代哲学を乗り越え、未来へと向かう哲学史の流れを一挙につかむ! 日本における哲学研究の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第3巻の舞台は、19、20世紀。果たして近代哲学はいかに乗り越えられ、新たな哲学を生み出すことになったのか。フッサール、サルトル、ウィトゲンシュタイン、アドルノ&ホルクハイマー、フーコー、ドゥルーズ、デリダ……。代表的な哲学者、主要哲学ジャンルを網羅するとともに、より良い未来に向けて哲学史を活かしていくための特別章を収載。「聞き書き」によって哲学史の核心と面白さに迫る。ありそうでなかった決定版入門シリーズの完結編。 著者情報 谷 徹 著 1954年生。立命館大学名誉教授。専門は哲学、倫理学(主に現象学と現代哲学)。著書『意識の自然』(勁草書房)、『これが現象学だ』(講談社現代新書)など。 飯田 隆 著 1948年生。慶應義塾大学名誉教授。専門は言語哲学。著書『言語哲学大全Ⅰ~Ⅳ』(勁草書房)、『日本語と論理──哲学者、その謎に挑む』(NHK出版新書)など。 清家 竜介 著 1970年生。龍谷大学准教授。専門は社会哲学、メディア文化論。著書『ももクロ論』(有楽出版社)、『交換と主体化』(御茶の水書房)など。 宮﨑 裕助 著 1974年生。専修大学教授。専門はデリダを中心とする現代思想。著書『判断と崇高』(知泉書館)、『ジャック・デリダ──死後の生を与える』(岩波書店)、『読むことのエチカ』(青土社)など。 國分 功一郎 著 東京大学大学院教授。1974年生。専門は17世紀哲学、現代フランス哲学。著書『暇と退屈の倫理学』(新潮文庫)、『スピノザ──読む人の肖像』(岩波新書)など。 斎藤 哲也 著 人文ライター。1971年生東京大学文学部哲学科卒業。著書『試験に出る哲学』シリーズ(NHK出版新書)、監修に『哲学用語図鑑』(プレジデント社)など。 (NHK出版HPより) [著] 谷 徹 [著] 飯田 隆 [著] 清家 竜介 [著] 宮﨑 裕助 [著] 國分 功一郎 [著] 斎藤 哲也 発売日:2024年06月 ISBN:9784140887219 判型:新書判 ページ数:288頁
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一冊でつかむ哲学
¥1,892
内容紹介 哲学とはどのような学問か。ソクラテス、デカルト、カント、ニーチェら、主要な哲学者は何を探究していた? 哲学史上の重要な考え方とは? 一冊でざっくりつかめる速習入門講座。 著者略歴 ポール・クラインマン (クラインマン,ポール) ニューヨーク州在住。2009年にウィスコンシン大学卒業。コミュニケーションアートの学位を取得。文筆家。ユーモア作家でもある。 岩坂 彰 (イワサカ アキラ) 1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒。編集者を経て翻訳者に。訳書に、『快感回路』『確信する脳』『心は実験できるか』『「うつ」と「躁」の教科書』『うつと不安の認知療法練習帳』など多数。 (河出書房新社HPより) ポール・クラインマン 著 岩坂 彰 訳 発売日:2022年11月 ISBN:9784309629513 判型:四六変形 製本:並製 ページ数:240頁
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監獄の誕生〈新装版〉
¥5,500
現代の管理社会の源流となった監獄。その監視と処罰と矯正のシステムに迫る! 肉体に苦痛を与える刑から魂を罰する刑へ――監獄はどのような歴史的社会的な背景のもとで成立したのか。監獄という制度から生まれた人々を監視し管理する技術とは何か。そうした技術はなぜ学校や軍隊、工場にも及んでいくのか。国家権力の集中機構としての監獄を独得の考古学的手法を駆使して捉え、その本質と特徴を解明する。 目次 第一部 身体刑 第一章 受刑者の身体 第二章 身体刑の華々しさ 第二部 処罰 第一章 一般化される処罰 第二章 刑罰のおだやかさ 第三部 規律・訓練 第一章 従順な身体 第二章 良き訓育の手段 第三章 一望監視方式 第四部 監獄 第一章 「完全で厳格な制度」 第二章 違法行為と非行性 第三章 監禁的なるもの * 『監獄の誕生』について 固有名詞索引 書評 「感染」と「規律」 慎改康之 都市は封鎖され、外部との交通が完全に遮断される。個々人は自宅にとどまるよう命じられ、街路には違反者を厳重に取り締まるべく警備の目が光る。生者、病者、死者が判別され、記録されて、中央にその情報が集められる――ペストに対して定められた十七世紀末の措置をこのように提示しつつ、ミシェル・フーコーは次のように述べる。ここに見いだされるのは、「規律」が完璧なやり方で機能する社会をめぐる政治的な夢なのだ、と。 「規律」とは、1975年の『監獄の誕生』においてフーコーが、すべての人々を一様に管理し監視しつつ「従順かつ有用な」個人をつくり出そうとするものとして特徴づける権力形態のことである。フーコーによれば、十七世紀から十八世紀にかけての西洋におけるこの権力形態の発達こそが、身体刑から監獄へという処罰形式の根本的変化をもたらしたのだという。すなわち、自らの圧倒的な支配力を見せつけることで機能する「君主権的権力」から、一人ひとりを絶えず注意深い視線のもとに置こうとする「規律権力」への移行によってこそ、公衆の面前で身体に過剰なまでの苦痛を与える刑罰から、塀のなかに閉じ込めて矯正を試みる刑罰への変容が起こったのだ、と。十八世紀末の監獄の誕生は、「規律社会」の形成によって可能になったのだということ。監獄とは、学校や兵舎などと同様、人間の「規律化」のための場所であるということだ。 そしてそのようなものとしての「規律権力」が、どうしてペストへの措置のなかに自らの夢ないし理想を見いだすのかということも、容易に理解されるだろう。個々人が一つの場所に固定され、わずかの動きさえもが管理され、あらゆる出来事が記録され、何もかもが恒常的に検査されるという、こうしたすべてが、「規律装置」の見事なモデルを構成しているのだ。そしてそのような装置の背後に読み取られるものとしてフーコーが挙げているのが、「感染」への恐れである。病の感染への、さらには違反や反抗などといった「無秩序」の感染への恐れ。そうした恐れを糧としてこそ、「規律」が肥大するのだ。 もちろん、十七世紀末の措置に関する『監獄の誕生』の記述に、我々が生きる現在の困難な状況を安易に重ね合わせてはなるまい。それに、1976年の『性の歴史』第一巻『知への意志』においてフーコーは、もう一つ別の権力形態を新たに標定し、その輪郭を粗描することになる。「規律権力」にやや遅れて登場したとされるその権力は、個々の人間ではなく、生物学的集合体としてとらえられた人間を標的とするものであるという。すなわちそれは、個々人の行動の細部にまで介入しようとする代わりに、一つの生きた集合に生じうるさまざまな偶発的出来事に均衡や安定をもたらすべく介入し、一人ひとりに対してはむしろ一定の「自由」を保証しようとする権力なのだ、と。そしてフーコーは、それぞれのやり方で人間の「生」に積極的にはたらきかけようとするそれら二つの権力が、多くの場合、互いに連動して作用するものであることを強調するのである。 しかし、現在のこのまさしく例外的な状況において我々が目の当たりにしているのは、全体的なリスクやコストの「調整」と、個別的な「規律」とのあいだの、大きな葛藤であるように思われる。そして「感染」が拡大し、恐怖が増大すればするほど、「規律」への傾向がますます強まっていくように思われるのだ。しかもそうした傾向は、少なくとも我々が生きるこの社会においては、統治する側よりもむしろ統治される側において顕著であるようにすら見える。より厳重な管理が、より強力な封じ込めが望まれる。「秩序」を乱す者は狩り立てられ、激しく糾弾されて、個人の特定さえもが企てられる。権力は、権力を「持たない」とされる人々を拠り所として機能するという、やはり『監獄の誕生』の主要テーゼの一つをなすこの言明をなぞるかのように、「監視と処罰」への希求が、いわば下から溢れ出しているのだ。 「権力の中心的問題とは、「自発的隷従」の問題ではない」とフーコーは別の場所で語っていた。実際、我々が現在直面しているのはおそらく、隷属への欲望よりも少々複雑な何かであろう。そしてその何かを思考するために、『監獄の誕生』は、権力をめぐる詳細な歴史的分析を展開したフーコー唯一の著作として、今なお有効な「道具」を我々に提供してくれるように思われるのだ。 (しんかい・やすゆき フランス思想) 波 2020年5月号より 単行本刊行時掲載 著者プロフィール ミシェル・フーコー Foucault,Michel (1926-1984)20世紀のフランスを代表する哲学者。1960年代からその突然の死にいたるまで、実存主義後の現代思想を領導しつづけた。主な著書に『狂気の歴史』『言葉と物』『監獄の誕生』『性の歴史』(以上、新潮社刊)『ミシェル・フーコー思考集成』全10巻(筑摩書房刊)など。 田村俶 タムラ・ハジメ 奈良女子大学元学長。著書に『フーコーの世界』。訳書にフーコー『監獄の誕生』『狂気の歴史』『自己のテクノロジー』など。 (新潮社HPより) ミシェル・フーコー/著 、田村俶/訳 発売日:2020年04月 ISBN:9784105067090 判型:四六判変型 製本:上製 ページ数:424頁
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読書アンケート 2023 識者が選んだ、この一年の本
¥880
139名の方々に、新刊・既刊を問わず、2023年にお読みになった本のなかから、印象深かったものを挙げていただきました。 月刊雑誌『みすず』新年の号に恒例の特集として掲載してまいりました「読書アンケート」は、『みすず』休刊にともない、本年から書籍として刊行いたします みすず書房 編 発売日:2024年02月 ISBN:9784622096894 判型:A5判 ページ数:176
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定本 古本泣き笑い日記
¥2,970
青弓社版「古本泣き笑い日記」刊行から10年を経て、記事、書影とも大幅に増補した決定版。古本者必読の一冊! [目次](初出一覧) 1 青空古本まつり、臨川書店で割り込む――「sumus」2号(2000年1月20日) 2 土門拳→吉田一穂→蟹江敬三――「sumus」4号(2000年9月20日) 3 上林暁まとめ買い、古本道の腕あげる――「sumus」5号(2001年1月30日) 4 ブックオフで三十二冊、その勢いで岡山・万歩書店へ――「sumus」6号(2001年5月31日) 5 和田誠の詩を発見――「sumus」8号(2002年1月30日) 6 オークションで『風の系譜』、『南窗集』入手――「sumus」9号(2002年5月31日) 7 古本の買いすぎで……――「sumus」10号(2002年9月30日) 8 泣き笑い日記、東京進出か!――書下ろし *以上8篇は『古本泣き笑い日記』(青弓舎、2002年9月22日)に収録 9 『古本泣き笑い日記』の完成、小野松二『十年』入手――「sumus」11号(2003年1月31日) 10 四天王寺べんてんさんで中公文庫を探す――「sumus」別冊まるごと一冊中公文庫(2003年6月10日) 11 『関西赤貧古本道』の発売、すぐに買い支える私――「sumus」12号(2004年5月20日) 12 やっと見つけた坂口安吾『爐邊夜話集』に落書きが……――「sumus」ウェブサイト「e-古本泣き笑い日記」(2004年秋) 13 「Lマガジン」にコラム「天声善語」を連載――「sumus」ウェブサイト「e-古本泣き笑い日記」(2004年冬) 14 「mixi」に日記を書いてみる――「mixi」日記(2006年11月25日―2007年2月28日) [著者] 山本善行(やまもと・よしゆき) 1956年、大阪生まれ。関西大学文学部卒業。古書店「古書善行堂」店主。書物雑誌「sumus」代表。著書に『古本泣き笑い日記』(青弓社、2002年)、『関西赤貧古本道』(新潮社、2004年)、『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社、2010年)、岡崎武志との共著に『新・文學入門』(工作舎、2008年)、撰者として、上林暁傑作小説集『星を撒いた街』(夏葉社、2011年)と上林暁傑作随筆集『故郷の本箱』(夏葉社、2012年)の出版に係る。 [用紙/刷色] ジャケット パミス 白 四六判Y目 120kg 4° 表紙 GAえんぶ 焦茶 四六判Y目 100kg 背文字エンボス加工 見返 GAえんぶ 焦茶 四六判Y 目130kg 別丁扉 パミス 白 四六判Y 目100kg DIC537/1° 本文 淡クリーム琥珀 四六判Y目46.5kg K/1° ヘドバン A49 スピン A22 (みずのわ出版HPより) 山本善行 著 発売日:2012年12月 ISBN:9784864260169 判型:四六変型判 製本:糸篝上製 ページ数:395頁 装幀:林哲夫
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本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集
¥2,035
内容紹介 「詩人・谷川俊太郎の詩のために新しく活字を作るとしたら?」1つのお題の元、書体設計士、活版印刷職人、手製本職人が集まり、やがて一冊の本が出来上がった。その過程を追った記録の書。 著者略歴 鳥海 修 (トリノウミ オサム) 書体設計士。多摩美術大学卒業後、写研を経て字游工房を共同で設立。ベーシック書体を中心に百以上の文字を設計。2002年第1回佐藤敬之輔賞、2005年グッドデザイン賞受賞ほか。著書に『文字を作る仕事』。 高岡 昌生 (タカオカ マサオ) 嘉瑞工房代表取締役。金属活字を用いた活版印刷により主に端物印刷物を制作。英国王立芸術協会フェロー、モノタイプ社アドバイザー。2004年第3回佐藤敬之輔賞受賞。著書に『欧文組版 組版の基礎とマナー』等。 美篶堂 (ミスズドウ) 長野・美篶に製本工場を、東京・飯田橋の「本づくりハウス」 内にショップを営む手製本の会社。高い製本技術を駆使した美しい本を生みだしながら本づくり協会・本づくり学校の運営、ワークショップ等にも力を注ぐ。 永岡 綾 (ナガオカ アヤ) 編集者・ライター。雑誌・書籍の編集部を経てフリーランスに。デザイン専門誌などを手掛ける。本づくり協会・会報誌の編集を担当。イギリスで手製本を学び製本家としても活動中。著書に『週末でつくる紙文具』など。 本づくり協会 (ホンヅクリキョウカイ) 本づくりの「文化の継承」「技術の継承と記録」「人材の育成」を目的に2014年12月発足。本づくり学校の運営サポートをはじめ、イベント・ワークショップの実施、会報誌の発行など幅広く活動している。 (河出書房新社HPより) 鳥海 修 著 高岡 昌生 著 美篶堂 著 永岡 綾 取材・文 本づくり協会 企画・監修 発売日:2019年02月 ISBN:9784309256276 判型:A5判 製本:並製 ページ数:226頁
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歴史学はこう考える
¥1,034
新書大賞2025 第3位! 歴史の解像度があがる! 史料とは何か? 解釈が複数になるのはなぜ? 安易な議論に振り回されないために、歴史家が築いてきたこれらの理屈を学べば、歴史の解像度がもっとあがる! 内容紹介 史料の山に埋もれ、ひたすら解読している? 過去の出来事の是非を論争する? このようなイメージがある歴史学では実際に何が営まれているのか。明らかにしたいのは様々でも、歴史学には共通のプロセスがある。史料とはなにか。それをどう読んでいるのか。そこからオリジナルな議論をいかに組み立てるのか。歴史について語る前に、最低限知っておきたい考え方を解説する。 目次 はじめに――歴史家は何をしているのか 第一章 歴史家にとって「史料」とは何か 1 根拠としての史料 2 記録を残す 3 記録を使う 4 歴史学と文書館 第二章 史料はどのように読めているか 1 史料の引用と敷衍――史料批判の前に 2 逓信次官照会を読む――「史料があること」が「何かがおこなわれたこと」を示す場合 3 新聞記事を読む――史料に書いてあることをどの程度疑うか 4 御成敗式目を読む――史料の書き手と歴史家の距離 第三章 論文はどのように組み立てられているか(1)―― 政治史の論文の例 1 歴史学の論文と歴史研究の諸分野 2 政治史の叙述――高橋秀直「征韓論政変の政治過程」 3 政治史叙述の条件 第四章 論文はどのように組み立てられているか(2)――経済史の論文の例 1 マルクス主義的経済史 2 経済史の叙述――石井寛治「座繰製糸業の発展過程」 第五章 論文はどのように組み立てられているか(3) ―― 社会史の論文の例 1 社会史のなかの運動史 2 社会史の叙述―― 鶴巻孝雄「民衆運動の社会的願望」 第六章 上からの近代・下からの近代 ―― 「歴史についての考え方」の一例 1 歴史についての考え方と時代区分 2 「近代」、このやっかいなもの 3 歴史研究との向き合い方 著者プロフィール 松沢 裕作(まつざわ・ゆうさく):1976年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退.博士(文学)。東京大学史料編纂所助手・助教、専修大学経済学部准教授をへて、慶應義塾大学経済学部教授。専門は日本近代史、史学史。著書に『明治地方自治体制の起源』(東京大学出版会)、『重野安繹と久米邦武』(山川出版社)、『自由民権運動』(岩波新書)、『日本近代村落の起源』(岩波書店)、『日本近・現代史研究入門』(岩波書店、共編)などがある。 (筑摩書房HPより) 松沢裕作 著 発売日:2024年09月 ISBN:9784480076403 判型:新書判 ページ数:288頁
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サピエンス全史 上
¥1,089
内容紹介 ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界二五〇〇万部のベストセラー! ついに文庫化! 目次 歴史年表 第1部 認知革命 第1章 唯一生き延びた人類種 不面目な秘密/思考力の代償/調理をする動物/兄弟たちはどうなったか? 第2章 虚構が協力を可能にした プジョー伝説/ゲノムを迂回する/歴史と生物学 第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし 原初の豊かな社会/口を利く死者の霊/平和か戦争か?/沈黙の帳(とばり) 第4章 史上最も危険な種 告発のとおり有罪/オオナマケモノの最期/ノアの方舟(はこぶね) 第2部 農業革命 第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇 贅沢(ぜいたく)の罠(わな)/聖なる介入/革命の犠牲者たち 第6章 神話による社会の拡大 未来に関する懸念/想像上の秩序/真の信奉者たち/脱出不能の監獄 第7章 書記体系の発明 「クシム」という署名/官僚制の驚異/数の言語 第8章 想像上のヒエラルキーと差別 悪循環/アメリカ大陸における清浄/男女間の格差/生物学的な性別と社会的・文化的性別/男性のどこがそれほど優れているのか?/筋力/攻撃性/家父長制の遺伝子 第3部 人類の統一 第9章 統一へ向かう世界 歴史は統一に向かって進み続ける/グローバルなビジョン 第10章 最強の征服者、貨幣 物々交換の限界/貝殻とタバコ/貨幣はどのように機能するのか?/金(きん)の福音/貨幣の代償 第11章 グローバル化を進める帝国のビジョン 帝国とは何か?/悪の帝国?/これはお前たちのためなのだ/「彼ら」が「私たち」になるとき/歴史の中の善人と悪人/新しいグローバル帝国 原註 図版出典 著者略歴 ユヴァル・ノア・ハラリ (ハラリ,Y.N) イスラエルの歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号。ヘブライ大学で歴史学を教える一方、世界の著名なメディアへ寄稿するなど発信を続ける。 柴田 裕之 (シバタ ヤスシ) 翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書に、ハラリ『ホモ・デウス』、『21 Lessons』のほか、『孤独の科学』、『統合失調症の一族』、『「死」とは何か』など多数。 (河出書房新社HPより) ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 発売日:2023年11月 ISBN:9784309467887 判型:文庫版 製本:並製 ページ数:360頁
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サピエンス全史 下
¥1,089
内容紹介 文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか? 帝国・科学・資本を中心に未来への幻想が生まれる歴史を解く。文明は人類を幸福にしたのか? ついに文庫化! 目次 第12章 宗教という超人間的秩序 神々の台頭と人類の地位/偶像崇拝の恩恵/神は一つ/善と悪の戦い/自然の法則/人間の崇拝 第13章 歴史の必然と謎めいた選択 1 後知恵の誤謬(ごびゅう)/2 盲目のクレイオ 第4部 科学革命 第14章 無知の発見と近代科学の成立 無知な人/科学界の教義/知は力/進歩の理想/ギルガメシュ・プロジェクト/科学を気前良く援助する人々 第15章 科学と帝国の融合 なぜヨーロッパなのか?/征服の精神構造/空白のある地図/宇宙からの侵略/帝国が支援した近代科学 第16章 拡大するパイという資本主義のマジック 拡大するパイ/コロンブス、投資家を探す/資本の名の下に/自由市場というカルト/資本主義の地獄 第17章 産業の推進力 熱を運動に変換する/エネルギーの大洋/ベルトコンベヤー上の命/ショッピングの時代 第18章 国家と市場経済がもたらした世界平和 近代の時間/家族とコミュニティの崩壊/想像上のコミュニティ/変化し続ける近代社会/現代の平和/帝国の撤退/核による平和(パクス・アトミカ) 第19章 文明は人間を幸福にしたのか 幸福度を測る/化学から見た幸福/人生の意義/汝(なんじ)自身を知れ 第20章 超ホモ・サピエンスの時代へ マウスとヒトの合成/ネアンデルタール人の復活/バイオニック生命体/別の生命/特異点(シンギュラリティ)/フランケンシュタインの予言 あとがき――神になった動物 文庫版あとがき――AIと人類 謝辞 訳者あとがき 原註 図版出典 索引 著者略歴 ユヴァル・ノア・ハラリ (ハラリ,Y.N) イスラエルの歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号。ヘブライ大学で歴史学を教える一方、世界の著名なメディアへ寄稿するなど発信を続ける。 柴田 裕之 (シバタ ヤスシ) 翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書に、ハラリ『ホモ・デウス』、『21 Lessons』のほか、『孤独の科学』、『統合失調症の一族』、『「死」とは何か』など多数。 (河出書房新社HPより) ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 発売日:2023年11月 ISBN:9784309467894 判型:文庫版 製本:並製 ページ数:400頁
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決定版 第二の性 Ⅱ 体験(上)
¥1,320
内容紹介 Ⅰ巻の「事実と神話」をもとに、現代の女たちの生を、さまざまな文学作品や神話、精神分析を渉猟しつつ分析する。子ども時代、娘時代から、性の入門、同性愛の女、結婚した女まで。 著者略歴 シモーヌ・ド・ボーヴォワール (ボーヴォワール,シモーヌ・ド) 1908年フランス・パリ生まれ。20世紀を代表する作家・思想家。本書はフェミニズムのバイブルとして長く読み継がれている。著書に『老い』『娘時代』など。ゴンクール賞、エルサレム賞など、受賞多数。 『第二の性』を原文で読み直す会 (ダイニノセイヲゲンブンデヨミナオスカイ) (河出書房新社HPより) シモーヌ・ド・ボーヴォワール 著 『第二の性』を原文で読み直す会 訳 発売日:2023年04月 ISBN:9784309467801 判型:文庫版 製本:並製 ページ数:488頁
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決定版 第二の性 Ⅱ 体験(下)
¥1,320
内容紹介 上巻に続き、現代の女たちの生を分析する。母親、社交生活、売春婦と高級娼婦、熟年期から老年期へ、ナルシシストの女、恋する女、神秘的信仰に生きる女から、自立した女、そして解放まで。 著者略歴 シモーヌ・ド・ボーヴォワール (ボーヴォワール,シモーヌ・ド) 1908年フランス・パリ生まれ。20世紀を代表する作家・思想家。本書はフェミニズムのバイブルとして長く読み継がれている。著書に『老い』『娘時代』など。ゴンクール賞、エルサレム賞など、受賞多数。 『第二の性』を原文で読み直す会 (ダイニノセイヲゲンブンデヨミナオスカイ) (河出書房新社HPより) シモーヌ・ド・ボーヴォワール 著 『第二の性』を原文で読み直す会 訳 発売日:2023年04月 ISBN:9784309467818 判型:文庫版 製本:並製 ページ数:520頁
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自由思考
¥836
内容紹介 ユーモア溢れる日常のものからシリアスなもの、物語の誕生秘話から文学論、政治思想まで。中村文則・22年の「思考回路」がこの1冊に! 文庫版オリジナル&書き下ろしを収録。 著者略歴 中村 文則 (ナカムラ フミノリ) 1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。『遮光』で野間文芸新人賞、『土の中の子供』で芥川賞、『掏摸』で大江健三郎賞、『私の消滅』でドゥマゴ文学賞を受賞。著書多数。 (河出書房新社HPより) 中村 文則 著 発売日:2024年07月 ISBN:9784309421247 判型:文庫版 製本:並製 ページ数:368頁
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100分de名著 フロイト『夢判断』 2024年4月
¥700
内容紹介 夢の中へ、自分の知らない自分を探しに 人は誰しも、自分では認識していない「心の秘密」を持っており、そのありか=「無意識」にたどり着き、心の秘密を取り戻すことで、心の病を治療することができる。そして、無意識を明らかにするための重要な素材が「夢」である――フロイトはこう考え、「無意識」という新たな心の領域を発見・探求し、人類の知の枠組みを一変させた。その理論を、夢の分析の豊富な事例をもとに築き上げたのが『夢判断』だ。「エディプス・コンプレックス」など性に関わる問題を扱っていたこともあり、誤読・誤解されることも多い本書を改めて丁寧にひもとき、夢や無意識をめぐるフロイトの理論・思想の本質、そして現代にも通じるその革新性を読みとく。 講師情報 立木 康介 講師 京都大学教授。1968年、神奈川県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。パリ第8大学精神分析学科博士課程修了。専門は精神分析。京都大学大学院人間・環境学研究科助手、同大学人文科学研究所准教授を経て現職。主な著書に『精神分析と現実界――フロイト/ラカンの根本問題』(人文書院)、『精神分析の名著 フロイトから土居健郎まで』(編著、中公新書)、『露出せよ、と現代文明は言う――「心の闇」の喪失と精神分析』(河出書房新社)など。 (NHK出版HPより) 立木 康介 講師 発売日:2024年03月 ISBN:9784142231621 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 「シャーロック・ホームズ スペシャル」 2023年9月
¥600
内容紹介 世界一の名探偵は、いかに生まれたのか? 英国の作家コナン・ドイルが生み出した一人の探偵は、世界中にフォロワーを生み出す「最強」の探偵となった。「緋色の研究」「グロリア・スコット号」「赤毛組合」「ボヘミアの醜聞」など数々のホームズ作品を通して、人間性の闇と光を考えるとともに、探偵小説がもつ文学的な意味を探究する。 講師情報 廣野 由美子 講師 英文学者、京都大学教授。1958年生まれ。専門はイギリス文学。京都大学文学部卒業後、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了、同文化学研究科博士課程単位取得退学。主な著書に『批評理論入門――「フランケンシュタイン」解剖講義』『小説読解入門――「ミドルマーチ」教養講義』(いずれも中公新書)、『深読みジェイン・オースティン』(NHKブックス)など。 (NHK出版HPより) 廣野 由美子 講師 発売日:2023年08月 ISBN:9784142231553 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁