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句集 ちきまり
¥1,100
俳句歴30年の前田紀代子さんの句に、 娘で写真家のこうのさちこさんによる 和歌山県内の風景作品を添えた句集。 B6サイズ、オールカラー102ページ。税込価格¥1100
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和歌山のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話
¥1,980
シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く和歌山の大地」「和歌山を駆ける充実の交通網」「和歌山の歴史を深読み!」「和歌山で育まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、40近くの小テーマから、和歌山県の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な和歌山の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。 (昭文社HPより) 昭文社 旅行ガイドブック 編集部 編集 発売日:2021年12月17日 ISBN:9784398148452 判型:B5変型判 ページ数:112
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【特別カバー】現代民俗学入門
¥1,980
SNSで大反響!『現代民俗学入門』に【特別カバー】が登場! 内容紹介 身近な現象から、民俗学の面白さに迫る! なぜトイレにはスリッパがあるの? 火葬場で箸わたしをするのはどうして? そのヒントは、民俗学にありました。民俗学の知識を使って、ネット上の美談からLGBTQIA+まで、現在の世の中の各所に潜むいろいろな疑問や話題を取り上げ、豊富な図解とともにわかりやすく解説します。民俗学は現代社会でも使える、生きた学問だった! 目次 民俗学への招待 執筆者一覧 【1章 日常のなぜ】 地鎮祭は何のためにするのか? 玄関の段差とトイレのスリッパ なぜ敷居を踏んではいけないのか? 掃除をしないとどうなるか? 風水、気にすべきか? 我が家の伝統 どこまでがシンセキなのか? 先祖の話 犬小屋の歴史・ネコの社会 なぜ一緒に食べるのか? どうして「いただきます」というのか おかわりするときにご飯粒を残すのはなぜか 職場方言 一本締めと三本締め ハンコとサイン 商売人だけが知っている 社員旅行と忘年会 お土産にやどる聖なる力 買い物は「替えごと」 市場とママチャリ 月賦販売と生命保険 福引きと福袋 化粧と仮面 イレズミはタブーなのか? アクセサリーの来歴 コラム01 柳田國男と折口信夫 【2章 四季のなぜ】 そもそも春はいつからか? 大晦日に「おせち」を食べてもいいのか? お年玉、ルーツは神からもらう「魂」だった 初夢は、どうして「二日」に見るのか? お雑煮はいつまで食べるものなのか? 土用に「うなぎ」を食べるのはなぜか どうして祇園祭の「ちまき」は食べられないのか お中元、お歳暮は何のために贈るのか? アート化するお盆の精霊馬 お月見どろぼうはハロウィンか? 神様たちはどうして出雲へ行くのか 運動会の綱引きはどこから来たのか なぜ「勤労感謝」は十一月なのか? どうして冬至に柚子湯に入るのか? クリスマス・イブは「前夜祭」なのか コラム02 フィールドワークはどのようにするのか 【3章 人生のなぜ】 産湯と若水 胞衣の行方 名付けの方法 人はいつ「年をとる」のか? 「とおりゃんせ」はなぜ「七つのお祝い」なのか? 成人式はなぜ荒れるのか? 通過儀礼としてのシューカツ ラップと歌垣 結納はなんのためにするのか? 結婚式はポトラッチなのか? LGBTQIA+の民俗学 なぜ還暦には赤いものを着けるのか? 隠居とは何か? 「古老」はほんとうに「物知り」なのか 介護民俗学の登場 お葬式 火葬場で「箸渡し」をするのはなぜか? 遺骨のゆくえ コラム03 日本の民俗学――ブックガイド 【4章 都市伝説のなぜ】 なぜ都市伝説は語られるのか? タクシーに出る幽霊 口裂け女のいた時代 ネット怪談とネット美談 「実話」とネットロア 地名と伝説の深い関係 神社の由緒の読み取り方 昔話は何種類くらいあるのか? ミームは現代の「民間伝承」 民俗学を知るための基礎用語 著者紹介 [編]島村 恭則(シマムラ タカノリ) 関西学院大学社会学部長、教授。世界民俗学研究センター長。博士(文学)。専門は、現代民俗学、民俗学理論。1967年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。著書に『みんなの民俗学』(平凡社)、『民俗学を生きる』(晃洋書房)、『〈生きる方法〉の民俗誌』(関西学院大学出版会)、『日本より怖い韓国の怪談』(河出書房新社)などがある。 ※著者紹介は書籍刊行時のものです。 (創元社HPより) 島村 恭則 編 発売日:2024年03月 ISBN:9784422230450 判型:A5判 製本:並製 ページ数:152頁
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世界 2024年1月号~12月号セット
¥11,495
岩波 世界の12冊セットです。 2024年の振り返りにいかがでしょうか。
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監獄の誕生〈新装版〉
¥5,500
現代の管理社会の源流となった監獄。その監視と処罰と矯正のシステムに迫る! 肉体に苦痛を与える刑から魂を罰する刑へ――監獄はどのような歴史的社会的な背景のもとで成立したのか。監獄という制度から生まれた人々を監視し管理する技術とは何か。そうした技術はなぜ学校や軍隊、工場にも及んでいくのか。国家権力の集中機構としての監獄を独得の考古学的手法を駆使して捉え、その本質と特徴を解明する。 目次 第一部 身体刑 第一章 受刑者の身体 第二章 身体刑の華々しさ 第二部 処罰 第一章 一般化される処罰 第二章 刑罰のおだやかさ 第三部 規律・訓練 第一章 従順な身体 第二章 良き訓育の手段 第三章 一望監視方式 第四部 監獄 第一章 「完全で厳格な制度」 第二章 違法行為と非行性 第三章 監禁的なるもの * 『監獄の誕生』について 固有名詞索引 書評 「感染」と「規律」 慎改康之 都市は封鎖され、外部との交通が完全に遮断される。個々人は自宅にとどまるよう命じられ、街路には違反者を厳重に取り締まるべく警備の目が光る。生者、病者、死者が判別され、記録されて、中央にその情報が集められる――ペストに対して定められた十七世紀末の措置をこのように提示しつつ、ミシェル・フーコーは次のように述べる。ここに見いだされるのは、「規律」が完璧なやり方で機能する社会をめぐる政治的な夢なのだ、と。 「規律」とは、1975年の『監獄の誕生』においてフーコーが、すべての人々を一様に管理し監視しつつ「従順かつ有用な」個人をつくり出そうとするものとして特徴づける権力形態のことである。フーコーによれば、十七世紀から十八世紀にかけての西洋におけるこの権力形態の発達こそが、身体刑から監獄へという処罰形式の根本的変化をもたらしたのだという。すなわち、自らの圧倒的な支配力を見せつけることで機能する「君主権的権力」から、一人ひとりを絶えず注意深い視線のもとに置こうとする「規律権力」への移行によってこそ、公衆の面前で身体に過剰なまでの苦痛を与える刑罰から、塀のなかに閉じ込めて矯正を試みる刑罰への変容が起こったのだ、と。十八世紀末の監獄の誕生は、「規律社会」の形成によって可能になったのだということ。監獄とは、学校や兵舎などと同様、人間の「規律化」のための場所であるということだ。 そしてそのようなものとしての「規律権力」が、どうしてペストへの措置のなかに自らの夢ないし理想を見いだすのかということも、容易に理解されるだろう。個々人が一つの場所に固定され、わずかの動きさえもが管理され、あらゆる出来事が記録され、何もかもが恒常的に検査されるという、こうしたすべてが、「規律装置」の見事なモデルを構成しているのだ。そしてそのような装置の背後に読み取られるものとしてフーコーが挙げているのが、「感染」への恐れである。病の感染への、さらには違反や反抗などといった「無秩序」の感染への恐れ。そうした恐れを糧としてこそ、「規律」が肥大するのだ。 もちろん、十七世紀末の措置に関する『監獄の誕生』の記述に、我々が生きる現在の困難な状況を安易に重ね合わせてはなるまい。それに、1976年の『性の歴史』第一巻『知への意志』においてフーコーは、もう一つ別の権力形態を新たに標定し、その輪郭を粗描することになる。「規律権力」にやや遅れて登場したとされるその権力は、個々の人間ではなく、生物学的集合体としてとらえられた人間を標的とするものであるという。すなわちそれは、個々人の行動の細部にまで介入しようとする代わりに、一つの生きた集合に生じうるさまざまな偶発的出来事に均衡や安定をもたらすべく介入し、一人ひとりに対してはむしろ一定の「自由」を保証しようとする権力なのだ、と。そしてフーコーは、それぞれのやり方で人間の「生」に積極的にはたらきかけようとするそれら二つの権力が、多くの場合、互いに連動して作用するものであることを強調するのである。 しかし、現在のこのまさしく例外的な状況において我々が目の当たりにしているのは、全体的なリスクやコストの「調整」と、個別的な「規律」とのあいだの、大きな葛藤であるように思われる。そして「感染」が拡大し、恐怖が増大すればするほど、「規律」への傾向がますます強まっていくように思われるのだ。しかもそうした傾向は、少なくとも我々が生きるこの社会においては、統治する側よりもむしろ統治される側において顕著であるようにすら見える。より厳重な管理が、より強力な封じ込めが望まれる。「秩序」を乱す者は狩り立てられ、激しく糾弾されて、個人の特定さえもが企てられる。権力は、権力を「持たない」とされる人々を拠り所として機能するという、やはり『監獄の誕生』の主要テーゼの一つをなすこの言明をなぞるかのように、「監視と処罰」への希求が、いわば下から溢れ出しているのだ。 「権力の中心的問題とは、「自発的隷従」の問題ではない」とフーコーは別の場所で語っていた。実際、我々が現在直面しているのはおそらく、隷属への欲望よりも少々複雑な何かであろう。そしてその何かを思考するために、『監獄の誕生』は、権力をめぐる詳細な歴史的分析を展開したフーコー唯一の著作として、今なお有効な「道具」を我々に提供してくれるように思われるのだ。 (しんかい・やすゆき フランス思想) 波 2020年5月号より 単行本刊行時掲載 著者プロフィール ミシェル・フーコー Foucault,Michel (1926-1984)20世紀のフランスを代表する哲学者。1960年代からその突然の死にいたるまで、実存主義後の現代思想を領導しつづけた。主な著書に『狂気の歴史』『言葉と物』『監獄の誕生』『性の歴史』(以上、新潮社刊)『ミシェル・フーコー思考集成』全10巻(筑摩書房刊)など。 田村俶 タムラ・ハジメ 奈良女子大学元学長。著書に『フーコーの世界』。訳書にフーコー『監獄の誕生』『狂気の歴史』『自己のテクノロジー』など。 (新潮社HPより) ミシェル・フーコー/著 、田村俶/訳 発売日:2020年04月 ISBN:9784105067090 判型:四六判変型 製本:上製 ページ数:424頁
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読書アンケート 2023 識者が選んだ、この一年の本
¥880
139名の方々に、新刊・既刊を問わず、2023年にお読みになった本のなかから、印象深かったものを挙げていただきました。 月刊雑誌『みすず』新年の号に恒例の特集として掲載してまいりました「読書アンケート」は、『みすず』休刊にともない、本年から書籍として刊行いたします みすず書房 編 発売日:2024年02月 ISBN:9784622096894 判型:A5判 ページ数:176
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定本 古本泣き笑い日記
¥2,970
青弓社版「古本泣き笑い日記」刊行から10年を経て、記事、書影とも大幅に増補した決定版。古本者必読の一冊! [目次](初出一覧) 1 青空古本まつり、臨川書店で割り込む――「sumus」2号(2000年1月20日) 2 土門拳→吉田一穂→蟹江敬三――「sumus」4号(2000年9月20日) 3 上林暁まとめ買い、古本道の腕あげる――「sumus」5号(2001年1月30日) 4 ブックオフで三十二冊、その勢いで岡山・万歩書店へ――「sumus」6号(2001年5月31日) 5 和田誠の詩を発見――「sumus」8号(2002年1月30日) 6 オークションで『風の系譜』、『南窗集』入手――「sumus」9号(2002年5月31日) 7 古本の買いすぎで……――「sumus」10号(2002年9月30日) 8 泣き笑い日記、東京進出か!――書下ろし *以上8篇は『古本泣き笑い日記』(青弓舎、2002年9月22日)に収録 9 『古本泣き笑い日記』の完成、小野松二『十年』入手――「sumus」11号(2003年1月31日) 10 四天王寺べんてんさんで中公文庫を探す――「sumus」別冊まるごと一冊中公文庫(2003年6月10日) 11 『関西赤貧古本道』の発売、すぐに買い支える私――「sumus」12号(2004年5月20日) 12 やっと見つけた坂口安吾『爐邊夜話集』に落書きが……――「sumus」ウェブサイト「e-古本泣き笑い日記」(2004年秋) 13 「Lマガジン」にコラム「天声善語」を連載――「sumus」ウェブサイト「e-古本泣き笑い日記」(2004年冬) 14 「mixi」に日記を書いてみる――「mixi」日記(2006年11月25日―2007年2月28日) [著者] 山本善行(やまもと・よしゆき) 1956年、大阪生まれ。関西大学文学部卒業。古書店「古書善行堂」店主。書物雑誌「sumus」代表。著書に『古本泣き笑い日記』(青弓社、2002年)、『関西赤貧古本道』(新潮社、2004年)、『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社、2010年)、岡崎武志との共著に『新・文學入門』(工作舎、2008年)、撰者として、上林暁傑作小説集『星を撒いた街』(夏葉社、2011年)と上林暁傑作随筆集『故郷の本箱』(夏葉社、2012年)の出版に係る。 [用紙/刷色] ジャケット パミス 白 四六判Y目 120kg 4° 表紙 GAえんぶ 焦茶 四六判Y目 100kg 背文字エンボス加工 見返 GAえんぶ 焦茶 四六判Y 目130kg 別丁扉 パミス 白 四六判Y 目100kg DIC537/1° 本文 淡クリーム琥珀 四六判Y目46.5kg K/1° ヘドバン A49 スピン A22 (みずのわ出版HPより) 山本善行 著 発売日:2012年12月 ISBN:9784864260169 判型:四六変型判 製本:糸篝上製 ページ数:395頁 装幀:林哲夫
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本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集
¥2,035
内容紹介 「詩人・谷川俊太郎の詩のために新しく活字を作るとしたら?」1つのお題の元、書体設計士、活版印刷職人、手製本職人が集まり、やがて一冊の本が出来上がった。その過程を追った記録の書。 著者略歴 鳥海 修 (トリノウミ オサム) 書体設計士。多摩美術大学卒業後、写研を経て字游工房を共同で設立。ベーシック書体を中心に百以上の文字を設計。2002年第1回佐藤敬之輔賞、2005年グッドデザイン賞受賞ほか。著書に『文字を作る仕事』。 高岡 昌生 (タカオカ マサオ) 嘉瑞工房代表取締役。金属活字を用いた活版印刷により主に端物印刷物を制作。英国王立芸術協会フェロー、モノタイプ社アドバイザー。2004年第3回佐藤敬之輔賞受賞。著書に『欧文組版 組版の基礎とマナー』等。 美篶堂 (ミスズドウ) 長野・美篶に製本工場を、東京・飯田橋の「本づくりハウス」 内にショップを営む手製本の会社。高い製本技術を駆使した美しい本を生みだしながら本づくり協会・本づくり学校の運営、ワークショップ等にも力を注ぐ。 永岡 綾 (ナガオカ アヤ) 編集者・ライター。雑誌・書籍の編集部を経てフリーランスに。デザイン専門誌などを手掛ける。本づくり協会・会報誌の編集を担当。イギリスで手製本を学び製本家としても活動中。著書に『週末でつくる紙文具』など。 本づくり協会 (ホンヅクリキョウカイ) 本づくりの「文化の継承」「技術の継承と記録」「人材の育成」を目的に2014年12月発足。本づくり学校の運営サポートをはじめ、イベント・ワークショップの実施、会報誌の発行など幅広く活動している。 (河出書房新社HPより) 鳥海 修 著 高岡 昌生 著 美篶堂 著 永岡 綾 取材・文 本づくり協会 企画・監修 発売日:2019年02月 ISBN:9784309256276 判型:A5判 製本:並製 ページ数:226頁
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100分de名著 フロイト『夢判断』 2024年4月
¥700
内容紹介 夢の中へ、自分の知らない自分を探しに 人は誰しも、自分では認識していない「心の秘密」を持っており、そのありか=「無意識」にたどり着き、心の秘密を取り戻すことで、心の病を治療することができる。そして、無意識を明らかにするための重要な素材が「夢」である――フロイトはこう考え、「無意識」という新たな心の領域を発見・探求し、人類の知の枠組みを一変させた。その理論を、夢の分析の豊富な事例をもとに築き上げたのが『夢判断』だ。「エディプス・コンプレックス」など性に関わる問題を扱っていたこともあり、誤読・誤解されることも多い本書を改めて丁寧にひもとき、夢や無意識をめぐるフロイトの理論・思想の本質、そして現代にも通じるその革新性を読みとく。 講師情報 立木 康介 講師 京都大学教授。1968年、神奈川県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。パリ第8大学精神分析学科博士課程修了。専門は精神分析。京都大学大学院人間・環境学研究科助手、同大学人文科学研究所准教授を経て現職。主な著書に『精神分析と現実界――フロイト/ラカンの根本問題』(人文書院)、『精神分析の名著 フロイトから土居健郎まで』(編著、中公新書)、『露出せよ、と現代文明は言う――「心の闇」の喪失と精神分析』(河出書房新社)など。 (NHK出版HPより) 立木 康介 講師 発売日:2024年03月 ISBN:9784142231621 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 「シャーロック・ホームズ スペシャル」 2023年9月
¥600
内容紹介 世界一の名探偵は、いかに生まれたのか? 英国の作家コナン・ドイルが生み出した一人の探偵は、世界中にフォロワーを生み出す「最強」の探偵となった。「緋色の研究」「グロリア・スコット号」「赤毛組合」「ボヘミアの醜聞」など数々のホームズ作品を通して、人間性の闇と光を考えるとともに、探偵小説がもつ文学的な意味を探究する。 講師情報 廣野 由美子 講師 英文学者、京都大学教授。1958年生まれ。専門はイギリス文学。京都大学文学部卒業後、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了、同文化学研究科博士課程単位取得退学。主な著書に『批評理論入門――「フランケンシュタイン」解剖講義』『小説読解入門――「ミドルマーチ」教養講義』(いずれも中公新書)、『深読みジェイン・オースティン』(NHKブックス)など。 (NHK出版HPより) 廣野 由美子 講師 発売日:2023年08月 ISBN:9784142231553 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 ブルデュー『ディスタンクシオン』 2020年12月
¥576
内容紹介 趣味と階層はなぜ結びつくのか? 「文化資本」や「ハビトゥス」といった概念を用いて、社会の仕組みを徹底的に解剖してみせたブルデューの主著。なぜ音楽の好みは人によって異なるのか? 話し方や立ち振る舞いの「くせ」はどこから生まれるのか? 精緻な理論と調査に基づく知の金字塔を、気鋭の社会学者が平易に解説する。 講師情報 岸 政彦 講師 社会学者、立命館大学大学院教授。1967年生まれ。社会学者。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。著書に『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版)、『街の人生』(勁草書房)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社)、『はじめての沖縄』(新曜社よりみちパン!セ)、『マンゴーと手榴弾――生活史の理論』(勁草書房)など。近年は小説の執筆にも取り組んでおり、「ビニール傘」が芥川賞・三島賞候補、「図書室」が三島賞候補となった。 (NHK出版HPより) 岸 政彦 講師 発売日:2020年11月 ISBN:9784142231201 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 2023年10月
¥600
内容紹介 「究極の幸福」はどこにある? 「人はいかに生きるべきか」を徹底的に考え抜き、2000年以上も生き残った古典中の古典。人生の目的はなんだろうか? 幸福はいかに獲得しうるのか? 正義とは、勇気とは、友愛とは? 古代ギリシア最高の知性による思索を、平明かつ本格的に、丹念かつ大胆に解きほぐす。 【2022年5月に放送された番組のアンコール放送】 講師情報 山本 芳久 講師 1973年、神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。千葉大学文学部准教授、アメリカ・カトリック大学客員研究員などを経て、現職。主な著書に『トマス・アクィナス――理性と神秘』(岩波新書、サントリー学芸賞)、『世界は善に満ちている――トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書)、『キリスト教の核心をよむ』(NHK出版)、『危機の神学――「無関心というパンデミック」を超えて』(若松英輔氏との共著、文春新書)など。 (NHK出版HPより) 山本 芳久 講師 発売日:2023年09月 ISBN:9784142231560 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 トーマス・マン『魔の山』 2024年5月
¥700
内容紹介 「世界最高峰の大作」登頂に挑む 20世紀ドイツ文学の最高傑作『魔の山』。作家トーマス・マンをノーベル文学賞に導いたとも言われる本作には、「生と死」「啓蒙とエロス」「秩序と混沌」「合理と非合理」がうずまく現実を前に、無垢な青年ハンス・カストロプが葛藤する姿が描かれている。「魔の山」とはいったい何を象徴しているのか。価値観が混沌とする世界で、人はどのように生きていけばいいのか。長大かつ難解な書として有名な世界文学を、余すところなく読み解く! 講師情報 小黒 康正 講師 1964年生まれ。博士(文学)。九州大学大学院人文科学研究院教授。トーマス・マンをはじめ、ドイツ文学研究の第一人者。著書に『黙示録を夢見るとき トーマス・マンとアレゴリー』(鳥影社)、『水の女 トポスへの船路』(九州大学出版会)、『対訳ドイツ語で読む「魔の山」』(白水社)、訳書にヘルタ・ミュラー『心獣』『呼び出し』(三修社)、クリストフ・マルティン・ヴィーラント『王子ビリビンカー物語』、フケー『皇帝ユリアヌスと騎士たちの物語』(同学社)など。 (NHK出版HPより) 小黒 康正 講師 発売日:2024年04月 ISBN:9784142231638 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 ジーン・シャープ 『独裁体制から民主主義へ』 2024年1月
¥600
内容紹介 世界中で読まれる「抵抗運動の教科書」(2023年1月のアンコール放送) 旧ソ連国家の独立運動、ミャンマーの民主化運動、そして「アラブの春」から香港雨傘運動まで――。巨大な権力と戦う人々の傍らには、常に一冊の本があった。「非暴力闘争」による権力打倒のために書かれた本書は、必ずしも道徳的にも宗教的にも優れていない、「普通の人々」が実践できる抵抗運動を指南する。戦略なき平和論から脱却し、民主主義や自由の真価を問い直すために必読の書! ※2023年1月のアンコール放送。同番組テキストがご利用いただけます。 講師情報 中見 真理 講師 清泉女子大学名誉教授。1949年、東京都生まれ。専門は国際関係思想史。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。主な著書に『柳宗悦――時代と思想』(東京大学出版会)、『柳宗悦――「複合の美」の思想』(岩波新書)など。 (NHK出版HPより) 中見 真理 講師 発売日:2023年12月 ISBN:9784142231591 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 林芙美子『放浪記』 2023年7月
¥600
内容紹介 私は宿命的に放浪者である――。 飢えに苦しみながらもあっけらかんとした明るさを失わず、絶望が心を塞いでも世の中に啖呵をきる。林芙美子の自伝的小説『放浪記』には、舞台化により広まったイメージとはまったく異なる魅力が詰まっている。激動の昭和初期を生き抜く女性の姿に、新たな光を当てて読み直す。 講師情報 柚木 麻子 講師 作家。1981年、東京都生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。 2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。ほかの作品に『ランチのアッコちゃん』『伊藤くんA to E』『BUTTER』『らんたん』『ついでにジェントルメン』『オール・ノット』、エッセイ『とりあえずお湯わかせ』などがある。 (NHK出版HPより) 柚木 麻子 講師 発売日:2023年06月 ISBN:9784142231539 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』 2023年6月
¥600
内容紹介 今こそ知るべき、「衝撃と恐怖の資本主義」の正体 ジャーナリストのナオミ・クラインは、1970年代のチリの軍事クーデターに始まり、ソ連崩壊、アジア通貨危機、米国同時多発テロ事件とイラク戦争、また台風や津波のような自然災害など、社会を揺るがす大惨事に乗じて導入された過激な市場原理主義改革の事実を、歴史的な視点で丹念に追い、この「ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)」によって先進諸国が危機状況にある国の富を収奪する構造を明らかにした。新自由主義が世界を席巻し、私たちの暮らす日本も「ショック・ドクトリン」の標的となり得る現在、改めてこの本を読みとき、社会を裏側で動かす構造を見抜く方法や、それに立ち向かうためになすべきことについて考えていく。 講師情報 堤 未果 講師 国際ジャーナリスト。東京都生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号。国連、米国野村證券などを経て現職。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。『ルポ 貧困大国アメリカ』で日本エッセイストクラブ賞、中央公論新書大賞を受賞。その他著作に『沈みゆく大国アメリカ』(二部作、集英社新書)、『政府は必ず噓をつく』(二部作、角川新書)、『日本が売られる』(幻冬舎新書)、『ルポ 食が壊れる』(文春新書)、『デジタル・ファシズム』(NHK出版新書)など多数。 (NHK出版HPより) 堤 未果 講師 発売日:2023年05月 ISBN:9784142231522 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 ヘーゲル『精神現象学』 2023年5月
¥600
内容紹介 分断の時代にこそヘーゲルの思考法が必要だ! さまざまな分断が可視化された現代社会にこそ、ヘーゲルの思考法が必要だ!ポスト・トゥルースの時代はなぜ訪れたのか? 意見を異にする他者と共に生きていくために必要なこととは?矛盾や否定を重んじて弁証法によって自由を構想したヘーゲルの著作には、不毛な対立を乗り越えて社会を形作っていくためのヒントが詰まっている。 マルクスが「私は自分があの偉大な思想家の弟子であることを率直に認め」(『資本論』)と書くように、ヘーゲルは後世に多大な影響をおよぼした大哲学者だが、破格のスケールで展開される思考には独特の難解さが付きまとう。 今回「100分de名著」で取り上げるにあたっては、さまざまな補助線を示しながら解説。ベルリンにわたってヘーゲルを研究した斎藤氏が、近年アメリカで進んでいる再評価の成果も踏まえつつ、日本の一般読者に向けて易しく解きほぐす。 講師情報 斎藤 幸平 講師 経済思想家、東京大学准教授。1987年、東京都生まれ。ウェズリアン大学卒業、ベルリン自由大学哲学科修士課程・フンボルト大学哲学科博士課程修了。大阪市立大学准教授を経て現職。著書に『大洪水の前に――マルクスと惑星の物質代謝』(角川ソフィア文庫)、『人新世の「資本論」』(集英社新書)、『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(KADOKAWA)など。「NHK100分de名著 カール・マルクス『資本論』」(2021年1月)の番組テキストに大量加筆した『ゼロからの『資本論』』(NHK出版新書)がベストセラーに。 (NHK出版HPより) 斎藤 幸平 講師 発売日:2023年04月 ISBN:9784142231515 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 ル・ボン『群衆心理』 2022年11月
¥600
内容紹介 善良な個人が狂暴化するとき【2021年9月のアンコール放送】 人びとが無個性化した「群衆」と化す過程を辿り、その特性や功罪を考察した社会心理学の名著。なぜ群衆は合理性のない極論を受け入れるのか? 指導者やメディアはいかに群衆心理を煽動するのか? 気鋭のライターが政治のあり方からネット炎上までを俎上にあげ、現代にはびこる群衆心理の問題をあぶり出す。 講師情報 武田 砂鉄 講師 ライター。1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。おもな著書に『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』(新潮文庫、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、『わかりやすさの罪』(朝日新聞出版)、『偉い人ほどすぐ逃げる』(文藝春秋)、『マチズモを削り取れ』(集英社)、『べつに怒ってない』(筑摩書房)など。 (NHK出版HPより) 武田 砂鉄 講師 武田 砂鉄 講師 発売日:2022年10月 ISBN:9784142231454 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 ハイデガー『存在と時間』 2022年4月
¥600
内容紹介 「存在」の問い自体を刷新した20世紀最大の哲学書。未来に残したその倫理的課題とは。 古代ギリシャ以来、哲学史上最も重要なテーマのひとつとされてきた「存在」。その問い方自体を刷新し、20世紀以降の哲学に決定的な影響を及ぼしたのが『存在と時間』である。 未完に終わったうえ難解なことでも有名なこの書を、専門用語は最小限に、人間一人ひとりの生き方という視点から解読していく。世間の空気に流されず、自らの良心と向き合って生きる決意をもつことで本来的な自分として生きることを提唱したハイデガー。しかしナチスを擁護したことで、後世の哲学者たちに新たな倫理学的課題を残すことになる。なかでもハイデガーの教え子だったハンナ・アーレントとハンス・ヨナスは、ハイデガーを批判的に読み、その思想を乗り越えようとした。彼らの思索も参照しつつ、排外主義や差別がはびこる現代社会に生きるわたしたちが「他者への責任」を引き受け、他者と共に生きるとはどういうことかを考える。 講師情報 戸谷 洋志 講師 哲学者・関西外国語大学准教授。1988年、東京都生まれ。関西外国語大学英語国際学部准教授。法政大学文学部哲学科卒業後、大阪大学大学院文学研究科博士課程を修了。博士(文学)。大阪大学大学院 医の倫理と公共政策学教室特任研究員、大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構特任助教を経て現職。ドイツ現代思想研究に起点を置いて、社会における科学や医療のテクノロジーをめぐる倫理のあり方を探求する傍ら、「哲学カフェ」の実践などを通じて、社会に開かれた対話の場を提案している。 著書に『ハンス・ヨナスを読む』(堀之内出版)、『ハンス・ヨナス 未来への責任 やがて来る子どもたちのための倫理学』(慶応義塾大学出版会)、『原子力の哲学』(集英社新書)、『Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲』(講談社文庫)など。共著に『漂泊のアーレント戦場のヨナス ふたりの二〇世紀ふたつの旅路』(慶応義塾大学出版会)など。 (NHK出版HPより) 戸谷 洋志 講師 発売日:2022年03月 ISBN:9784142231386 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』 2021年8月
¥600
内容紹介 何百人もの「声」がきこえる。戦争を「事実」ではなく「感情」で描く証言文学の金字塔 プロパガンダに煽られ、前線で銃を抱えながら、震え、恋をし、歌う乙女たち。戦後もなおトラウマや差別に苦しめられつつ、自らの体験を語るソ連従軍女性たちの証言は、凄惨でありながら、圧倒的な身体性をともなって生を希求する。そうした声に寄り添い「生きている文学」として昇華させた本作をはじめ、アレクシエーヴィチの一連の作品は「現代の苦しみと勇気に捧げられた記念碑」と高く評価され、ノンフィクション作家として初のノーベル文学賞を受賞した。原発事故、差別や自由、民主主義等、現代世界に投げかけられた問いを提起し続けるアレクシエーヴィチの文学的価値について、彼女とも親交の深いロシア文学研究者の沼野恭子氏が解説する。 ★スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチとその作品について 1948年、ソ連ウクライナ共和国スタニスラフという町で生まれる。父はベラルーシ人、母はウクライナ人、執筆言語はロシア語。父の除隊後、一家はベラルーシのミンスクに移住。 1972年、ベラルーシ国立大学ジャーナリスト学部を卒業後、新聞記者、雑誌記者として活動。アレシ・アダモヴィチによるパルチザンの証言集『燃える村から来た私』(ウラジーミル・コレスニクとの共著、未訳)を読んだことがきっかけで1978年より第二次世界大戦ソ連従軍女性への取材を開始。その証言集は、ゴルバチョフによるペレストロイカが始まった1985年に『戦争は女の顔をしていない』として刊行される。その後も一貫して時代の証言者の「感情を聞く」というスタイルで、第二次世界大戦時に子供だった人たちの証言集『ボタン穴から見た戦争』(1985)、アフガン戦争の実態を伝えた『アフガン帰還兵の証言』(1991)、史上最悪の原発事故の証言を集めた『チェルノブイリの祈り』(1997)、ソ連共産主義時代およびソ連崩壊後の混乱した社会を描いた『セカンドハンドの時代』(2013)を刊行。この5作は、共産主義という「赤いユートピア」を目指した人類の実験がどのような経緯をたどり、それを人々がどのように受け止めたかを克明に記そうとしたアレクシエーヴィチのライフワークであり、「ユートピアの声」五部作と総称される。(※いずれも刊行年はロシア語版の刊行年。タイトルは邦題) ベラルーシでは著作が反体制的とみなされ出版が許されず、2000年~2011年にかけてヨーロッパ各国で暮らしたのちに帰国。 2015年、ノンフィクション作家として初めてノーベル文学賞を受賞。 2020年8月の大統領選挙に端を発した民主化運動で「政権移譲調整評議会」の幹部に名を連ねたことから再び亡命せざるを得なくなる。 講師情報 沼野 恭子 講師 ロシア文学研究者、東京外国語大学大学院教授。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業後、東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化 単位取得満期退学。専攻はロシアの近現代文学。主な研究テーマは現代ロシア女性文学、日露の文化関係、ロシアの食文化など。主著に『ロシア万華鏡──社会・文学・芸術』『アヴャンギャルドな女たち――ロシアの女性文化』(ともに五柳書院)、『夢のありか──「未来の後」のロシア文学』(作品社)など。主な翻訳書にリュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』、『女が嘘をつくとき』(以上新潮社)、リュドミラ・ペトルシェフスカヤ『私のいた場所』(河出書房新社)、トゥルゲーネフ『初恋』(光文社新訳文庫)など。近著に『アレクシエーヴィチとの対話──「小さき人々」の声を求めて』(共著、岩波書店)、『ロシア文学の食卓』(ちくま文庫)。 (NHK出版HPより) 沼野 恭子 講師 発売日:2021年07月 ISBN:9784142231287 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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100分de名著 渋沢栄一『論語と算盤』 2021年4月
¥600
内容紹介 モラルとビジネスの両立とは。いま世界が注目する「日本近代の立役者」の思想を読む。 2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公で、新一万円札の顔にもなる渋沢栄一の代表作『論語と算盤』。約500の会社の設立に関わるだけでなく、約600もの社会福祉事業にも精力を注いだ。行き過ぎた資本主義の弊害が問題視されるなか、『論語』の教えを重視し、倫理的で社会全体を富ませる経済のあり方を追求した渋沢の思想と人生を、中国古典の専門家である守屋淳氏が解説する。 講師情報 守屋 淳 講師 作家・中国古典研究家。1965年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。中国古典の研究者として多くの著作を発表するとともに、渋沢栄一や明治の実業家にかんする著作・翻訳を数多く手がける。渋沢栄一関連の主な著書・訳書に、『渋沢栄一の「論語講義」』『現代語訳 渋沢栄一伝』(ともに平凡社新書)、『[現代語訳]論語と算盤』(ちくま新書)、『現代語訳『渋沢栄一「論語と算盤」の思想入門』(NHK出版新書)などがある。 (NHK出版HPより) 守屋 淳 講師 発売日:2021年03月 ISBN:9784142231249 判型:A5判 製本:並製 ページ数:116頁
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ブックオフから考える
¥1,980
紹介 1990年代以降の「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せられるのか、現代社会でどのような役割を果たしているのかを縦横無尽に考え尽くす、これまでにない文化論。 解説 ブックオフから考える。 社会と都市と文化の「つながり」を。 日本全国に約800店舗を構えるブックオフは、多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている。しかしこのような「当たり前」の存在になるまでは、ブックオフをめぐりさまざまな議論が繰り広げられてきた。あるときは出版業界の革命家として、またあるときは破壊者として、そしてまたあるときは新たなサブカル文化の創造者として……。 本書は、ブックオフが誕生した1990年代からのさまざまな「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せられるのか、そして現代社会でどのような役割を果たしているのかを縦横無尽に考え尽くす。 ブックオフはどう語られてきたのか。またその語りに潜むノスタルジーとは。 チェーン店であるブックオフが都市にもたらしたある種の「豊かさ」とは。 ブックオフで「偶然」出合う本の面白さとは。 ブックオフから生まれた音楽、カルチャーとは。なぜアーティストはブックオフからの影響を語るのか。 ブックオフが生み出す公共性とは。「文化のインフラ」の内実とは何か。 チェーンストア論やテーマパーク論で注目を集める新進気鋭の著者が、出版史、都市論、建築論、社会学、政治学、路上観察学など多様な分野の知見を駆使して書き上げたいままでにないブックオフ文化論。 目次 プロローグ――ブックオフで神隠しに遭う 序 章 いまこそ、ブックオフを考えよう 第1章 「かたる」――ブックオフはどう語られてきたのか 第2章 「めぐる」――ブックオフから都市を眺めて 第3章 「あそぶ」――ブックオフは原っぱだ! 第4章 「つくる」――ブックオフ文化人たちのこと 終 章 「つながる」――ブックオフが生み出す「公共性」とは 参考文献・ウェブサイト 初出一覧 あとがき 著者プロフィル 谷頭 和希(タニガシラ カズキ) ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語っている。「東洋経済オンライン」「Web Across」などで連載を執筆、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。2022年に初の単著『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)を上梓。 上記内容は本書刊行時のものです。 (青弓社HPより) 谷頭 和希 著 発売日:2023年06月 ISBN:9784787235206 判型:四六判 製本:並製 ページ数:248頁
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本屋の眼
¥1,320
巨大店・チェーン店が席巻する書店業界にあって、神戸元町で気を吐く海文堂書店。この「誇り高きインディペンデント」「絶滅寸前レッドデータ書店」 の丁稚こと平野義昌が、PR誌「海会」(カイエ)に連載してきた本音エッセイ「本屋の眼」が、「プレジデント」掲載の書評とあわせて単行本化。書き下ろし 「神戸・本屋漂流記」に、店頭掲示の「手書き書評」収録。おちゃらけ、下ネタ、嫁の自慢がてんこ盛り。解説=畠中理恵子(神田神保町書肆アクセス店長) [著者] 平野義昌(ひらの・よしまさ) 1953年7月神戸生まれ、ずーっと神戸育ち。76年私立大学文系お手軽レジャーコースを、それはそれはリッパな成績で卒業。同年㈱コーベブックス入社。5年後、女性の色香に惑い化粧品販売業に転職。しかし、マチガイを起こしたのか悟ったのか、1年9ヵ月でまた転ぶ。書店業界重鎮・村田耕平氏の㈱三宮ブックスに押しかけ入社。以来21年、書店業の「エエ時代と悪い時代」を体験。2003年4月同社業務縮小のため㈱海文堂書店に。家族は、一美人妻、一美貌娘、一イケメン男子。店舗から徒歩17分、自転車5分、ケンケンしたらいつ着くか不明の距離に在住。 海文堂書店ウエッブサイト http://www.kaibundo.co.jp/ [目次] 丁稚口上 Ⅰ 本屋の眼 マジメにHな本/神様のようなお客様/いきなりネタ切れ?/戴き物あれこれ/戦争しとる場合じゃない/本屋の春/自主規制/友だちネタ/同窓会に呼ばれない理由/それはないじゃろう/個性的書店、反動的書店/あはあは/ウソツキは政治家のはじまり/大江戸書店徘徊/祝! 書皮大賞受賞/おまえヘンタイか?/××の品格/ダマされたらアカン/長生きしまっせ/苦渋の選択、当然の推薦/ケナさない・ケチつけない・「ケッ」と言わない/私家版本屋大賞/中年心理学/世襲国家/中島らものお笑い/オマケでごまかす/ほんまに? Ⅱ 神戸・本屋漂流記 焼酎委員長/埴谷雄高と読めぬアホ/担当はエロ本 Ⅲ 丁稚音読 ザイカイは漫才界――菊池信輝『財界とは何か』平凡社 涙・洟・こぶしセット――犬飼六岐『筋違い半介』講談社 丁稚音読――野口武彦『江戸は燃えているか』文藝春秋 Ⅳ 週刊書評掲示板 本のびら(三宮ブックス)/「びら」雑談/ビジネス書ニュース・人文社会から(海文堂書店) 解説 畠中理恵子(神田神保町・書肆アクセス店長) (みずのわ出版HPより) 平野義昌 著 発売日:2006年12月 ISBN:9784944173419 判型:A5判 製本:ペーパーバック ページ数:95頁 装幀:林哲夫
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超有名な哲学書50冊を100文字くらいで読む。
¥1,650
先生! この哲学名著、何がスゴいのか一言で教えてください。 超有名な哲学書の“大事なとこ”だけ超・要約! 哲学史2500年の思考を、1時間で学ぶ。 内容紹介 「先生! この哲学名著、何がスゴいのか一言で教えてください」 そんな声にこたえる、 かつてない哲学ガイドができました。 超有名だけど、超難解な哲学書たち。 いつかは読みたい…そんな50冊を、 すべて100文字くらいに超・要約。 “大事なとこ”だけつまみ食いして、 哲学史2500年の思考を1時間で読破できます。 ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』、 ラッセル『幸福論』、マキャヴェッリ『君主論』、 デカルト『方法序説』、マルクス『資本論』、 孔子『論語』、パスカル『パンセ』…… 哲学者の意外なエピソードも盛りだくさん。 あっさり読みたい人もじっくり読みたい人も満足できる、全く新しい哲学入門書です。 (イースト・プレスHPより) 小川仁志 著 / 死後くん 絵 発売日:2023年10月 ISBN:9784781622309 判型:四六判 製本:並製 ページ数:224頁